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エピソード

[ep 68] 「科学」がクールだった時代に書かれた攻殻機動隊。その「未来の物語」に現実が追いつく

2024.02.21

今でも多くのクリエイターが新作を手がける「攻殻機動隊」。発表当初は「近未来」だった2024年になってなお古臭さを感じさせないのは、科学が身近だった時代の作品だから?

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01:28 2024年2月1日 − アニメ「攻殻機動隊」の「笑い男事件」発生日

03:48 インターネットやITな仕事をする者には原作マンガもアニメも必須視聴作品

05:55 デジタルな世界でのアイデンティティ、デジタルと生命体などの深いテーマが扱われている

09:11 現在でも描かれる攻殻機動隊の派生漫画と、原作者(士郎正宗氏)からの長大なメモ

12:17 現在のインターネットや技術の発展を見越していた世界観を1980年代にどうやって作ったか?

13:04 SFや空想よりも現実の科学の研究トピックが先行し、インスピレーションの元になっていた時代

14:03 雑誌「NEWTON」最先端の研究結果(進化論、ビッグバン理論、ワープ等)が毎週掲載され未来予測されていた

16:46 「生命体と名乗るAIがあなたのところにやってきて融合を求められたら受け入れてやって」

18:16 国家同士の争いをストーリーにすると壮大な世界観に

20:07 何かひとつだけ現実では起こらないことを入れて、あとは現実にある内容にするとストーリーが面白くなる

22:12 攻殻は化粧や家事している間にBGMとして聞く。映像は脳内に勝手に再生される

24:56 笑い男もすごい先というより地続きの未来という感じ

26:45 一部の技術が超進化して、あとは今の日常の延長線にあるという描き方(一箇所だけ現実と違うものを描くストーリー手法)


エピソード内で取り上げた情報へのリンク:

攻殻機動隊グローバルサイト(公式)

原作者・士郎正宗が語る『攻殻機動隊』#01

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テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います

及川 卓也: プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家。自己紹介エピソード ep 1, ep 2

関 信浩: アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋。自己紹介エピソード ep 52

上野 美香: マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス。自己紹介エピソード ep 53

About XCrossing

XCrossing(エックス・クロッシング)。英語で「スクランブル交差点」を意味します。趣味も、世代も、住んできた街も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を行き交わせる、おしゃべりの交差点です。今日のエックス・クロッシングであなたが出会うのは、どんな話題でしょう。