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エピソード

[ep 146] 灼熱色の太陽マークで猛暑、「蛍の光」で閉店 − 感覚と認識を左右するデザイン

2025.09.03

赤い灼熱の太陽マークが他の色になったら?「蛍の光」や新世界の「家路」を聞くと帰る気分になる? 電源オフだと金属板だと分かるトラックパッド。色・音・触感を駆使して表現されるものと、それが認識に与える影響を話しました

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00:58 ニューヨークは8月なのに22度、夜は毛布が必要なほど涼しい

01:45 34度の予報気温でも「普通の太陽マーク」の表示、35度以上は紫や黒色のマークにしたほうがヤバい感がでるんじゃないか案

04:06 色やシンボルも意図があるが、それに慣れてしまうので閾値をいくつにするのかが重要

05:20 光化学スモッグ警報を紫の旗で知らせていた小学校

06:30 黄色と黒の組み合わせは人間の注意を喚起する効果があり、赤と黒も同様の効果があるらしい

07:16 日本では閉店時に退店を促すとき「蛍の光」を流すという独特の文化が定着(インプリンティング)

09:06 日本人には夏の風物詩であるセミの声が、アメリカ人にとっては「ただただ、うるさい」としか感じられない文化の差

11:21 下校の音楽はドヴォルザーク「新世界」、運動会は「天国と地獄」、特定の曲に特定のコンテキストを持たせる日本

14:23 スマホアプリの操作に効果音がついていたり、ボタンを押しているような触感がついていてると体感が変わる

16:30 もっとも身近なハプティクス:Macの電源オフにするとトラックパッドはただの硬い金属板、電源入れるとボタンのような感触

19:30 PS5コントローラーに入っている振動装置の形と、地面の質感まで表現できる微細な振動

20:34 PlayStationのコントローラーが振動するようになったのはいつから?

21:45 学校のチャイムの「キンコンカンコン」は1950年代後半から導入された日本独自の音階

22:39 日本語やフランス語と違い英語にはオノマトペがほとんど無く、ドアの音もclickと動詞で表現するだけ

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テック業界で働く3人が、テクノロジーとクリエイティブに関するトピックを、視点を行き交わしながら語り合います

及川 卓也: プロダクトマネジメントとプロダクト開発組織づくりの専門家。自己紹介エピソード ep 1, ep 2

関 信浩: アメリカ・ニューヨークでスタートアップ投資を行う、何でも屋。自己紹介エピソード ep 52

上野 美香: マーケティング・プロダクトマネジメントを手掛けるフリーランス。自己紹介エピソード ep 53

About XCrossing

XCrossing(エックス・クロッシング)。英語で「スクランブル交差点」を意味します。趣味も、世代も、住んできた街も違う3人が、スクランブル交差点で出会うように、様々な話題を行き交わせる、おしゃべりの交差点です。今日のエックス・クロッシングであなたが出会うのは、どんな話題でしょう。